パンと日用品の店 わざわざ

2022年度採用開始しました

2022.01.06

あけましておめでとうございます。本年もわざわざをよろしくお願いいたします。代表の平田はる香です。

2022年の秋に長野県東御市に3店舗目となる「よき生活研究所」をオープンする事業計画を立てています。わざわざ初の体験型施設となり様々な趣向を盛り込んで計画しています。これに伴ってたくさんのリリースが行われる予定でありますが、そんなわざわざでは、採用活動を盛んに行っています。現在わざわざでは26名が働いています。

2021年度の採用活動総括

去年一年を振り返ると採用活動に苦戦した印象を持っています。2021年度で応募してくださった方は57名。そのうち、採用となった方は8名(正社員1名/アルバイト7名)となっています。特に専門的な知識を持った領域の採用である正社員採用に苦戦しています。地方でクオリティの高い事業を追求したいという思いが、採用ハードルを上げており、マッチングしにくい傾向になっていると感じています。

ただ、事業に合わせて人を雇うという考え方ではなく、人に合わせて事業を広げるということをやりたいと思っていますので、無理なく増員できているのはとてもよい傾向だと思います。離職者は減少傾向にあり、2021年度に退職した方は2名でした。採用を強化した結果、採用後のミスマッチが少なくなり、育成環境が整ってきたと解釈しています。

採用活動に関して、課題感を感じており、去年は新たにコーポレートサイトを作成し人材募集をしていきましたが、もっとよい環境を作るためには、よい人材と巡り合うことが必要だと考えています。

2022年度の採用枠について

今年度の採用から大きく変化した点は、人材のポジションが明確になってきたということです。部署にざっくりと人を配置するのではなく、何部のどこにどんな人がほしいという要望が明確に出せるようになってきました。1人でやっていたときは、誰でもよいから時間と曜日さえあえば手伝ってほしいという気持ち、5人になれば全体業務をみんなでやっていたものが個人個人に役割が与えられ、10人になればマネジメントできる人もほしい、20人になれば育成する人や経営に関わる人が欲しいなどと、事業フェーズが進むと少しずつ採用の解像度が上がり、今に至ります。

今回はバイヤー、MDなどの固有職種も募集することになりました。オリジナル商品の企画から販売管理まで一貫して行うポジションですが、センス+数字を持ち合わせた人を探しています。また経営で主に数字のコントロールを統括してほしいということでエクゼクティブディレクターという職種を作りました。カメラマンについては経験者だけでなくアシスタントで未経験者を受け入れるように採用幅を広げました。他にもエンジニアなど全部で9職種の応募枠を作っています。

全ての職種についていえることが、わざわざの環境として「けっこう細かい」という特性があります。ぱっぱと手早くやって仕事が雑になるタイプは文化風土に合いません。丁寧に細かく確実に行動できる方がフィットします。あと、仕事においては「曖昧」があまりない文化でもあります。いつ・なにを・どこで・いくらで・なんのためにみたいなスケジュールと予算感についてはかなり細かく詰めます。上司・部下・立場に限らずこういった意見交換が活発に行われることを文化にしたいと思っています。

人柄的にフラットでいざこざもなくすごく居心地のよい職場環境ではあると思いますが、個々が独立していてあまり群れた感じがありません。合う人は合いますが、合わない人は全く合わないというのは過去経験でよくわかってきましたので、自己理解をした方が「わざわざの人」を読んでくださり、合うなと思って応募してもらえたら嬉しいです。

DEIを意識した採用活動

現在、わざわざでの採用活動はDEIを意識しています。年齢・性別・国籍・学歴を問わず、わざわざとマッチングするかどうかに重きを置き、公平な採用活動を心がけています。長野県には移住できないため、リモートワークで働く方、子育てのため時短勤務で働く方、聴覚に障害をもつ方など様々な方がわざわざで働いています。そういった多様な人々が全員意見を交換できる組織風土は、わざわざにマッチングした人であれば、受け入れられ認められていると実感できると思います。  

全スタッフの移住者と長野出身者とリモート採用でのバランスは以下になります。移住者とフルリモート勤務スタッフで75%を超える割合となっています。

これからのわざわざは

冒頭にも書いた通り2022年秋に3店舗目をオープンする予定ですが、強化したいと思っていることが、この魅力的な土地をもっと訪れてくれる人を増やし、好きになって帰ってもらうということです。わたし達は長野県という場所がとても好きです。この魅力を余すことなく伝えられるコンテンツをここから3年ほどかけてリリースして行く予定を立てています。店というコンテンツだけでなく、旅をしたい、移住したい、起業したいという長野がもっと目的化する様々なサービスをリリースし、地域全体の活性化につながる活動に尽力したいと思っています。

2009年に個人事業主として開業したわざわざは、一介の店でありました。そこから2017年に法人化し、2021年にCIを制定しアメリカの企業認証であるBcorpに申請をしました。小規模ながらも高い夢を掲げ、楽しみながら仕事をして社会に貢献し、人生を謳歌したい。そんな仲間に出会えることを心待ちにしています。ぜひご応募ください。よろしくお願いいたします。

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文責>平田はる香