パンと日用品の店 わざわざ

座談会#2 お客様とわざわざとの出会いのはなし

2021.11.16

座談会#2

わざわざオンラインストアを良くご利用くださっているお客様に限定して、わざわざの商品・オンラインストア・店舗に対するご意見、わざわざに期待することをアンケート形式でお伺いしました。さらに、直接ご意見をお伺いするため、お客様座談会をオンラインで開催いたしました。

アンケートや座談会を開催した理由は、わざわざがお客様に約束する「わざわざでサービスを受ければ安心」という価値の質の向上と、来年オープンを予定している、新店舗「よき生活研究所」のサービス設計の参考にお客様のご意見を取り入れたかったためです。これまでわざわざではこのような座談会を開催したことがなかったので、常連のお客様と対話できる素晴らしい機会となりました。

オンライン座談会にご参加いただいたお客様(文中敬称略)

・コウさん:大阪府在住・わざわざ利用歴4~5年、オンラインのみ店舗利用なし

・なぎささん:長野県在住・わざわざ利用歴5年以上、オンライン・店舗とも利用あり

・ひろみさん:埼玉県在住・わざわざ利用歴2~3年、オンラインのみ店舗利用なし

・マツザキさん:埼玉県在住・わざわざ利用歴5年以上、オンラインのみ店舗利用なし

お客様とわざわざの出会いのきっかけ

わざわざを長く利用されているお客様とわざわざの出会い方はさまざまですが、みなさんSNSで偶然出会われたようです。

(コウ)SNSを見ていた時に、偶然わざわざの「キングパン 鉄のフライパン」を使ったり洗ったりしている動画を見て、ちょうどその時テフロンのフライパンがすぐだめになるし、また買うのも使い捨てみたいで嫌だなと思っていたんですが、鉄のフライパンは扱いにくいというイメージがあって、悩んでいたんです。そんなときにあの動画を見て、ちょっと買ってみようと思ったのがきっかけです。

キングパン 鉄のフライパン

(なぎさ)ホリエモンさんのSNSでバズったことがありましたよね。平田さんのnoteの記事で、SNS発信の仕方とか、フェーズに合わせて実店舗とからめて事業をどう大きくしていったかとか、そういったことを発信されているときに、ホリエモンさんがそれを拡散したことがあって、それでわざわざのことを知りました。

(ひろみ)最初は、キナリノモールを見てからだと思います。そこで一番気になったのがパン屋のTシャツ。それを何とかして手に取ってみてみたいなと思ったタイミングで、倉庫を見学させていただく機会がありました。

(マツザキ)私のSNSのはじまりがFACEBOOKで、兵庫にあるガンピーさんという好きなスーパーの担当の方がフォローしていたのが、わざわざでした。そこでおいしそうなパンが売られていました。

パンと日用品の店 わざわざで販売している角食

出会いからわざわざにはまった理由

みなさん偶然出会ったわざわざですが、そこから継続してわざわざを利用してみようと思う理由もそれぞれみなさんにありました。

(コウ)フライパンがきっかけで、わざわざのホームページを見に行っていたら、すごく素敵で、わざわざのファンになりました。でも自分が普段買っている価格帯のものよりちょっと上質なものが多かったので、なかなかたくさんは買えなかったんですが、ちょっとずつ主人の出世とともに、最近はわざわざの商品も買えるようになって、お店としてすごく応援したいなぁって思っています。

(なぎさ)私は長野県内で自営業をやっているので、同じ長野県の中で、だいたい立地もわかる中ですごく興味がでて、オンラインショップを利用するよりも、まず先に実店舗に行きました。同じような環境で、共感したり尊敬できる部分があります。新潟のツバメコーヒーさんとわざわざのスナックイベントに参加して、自分自身が悩んだり行き詰っている時期だったので、パワーをもらいに行きました。

問touで提供しているツバメコーヒー

(ひろみ)倉庫の見学をさせてもらったときに、入り口のところに書かれている、「全ては誰かの幸せのために」っていう、コンセプトというかキャッチコピーというか、会社の理念がすごく私たちにとって響いて、何かそういう考え方を持ったお店で購入する形で応援できたらいいなと思ってサイトを見続けて、興味のあるものから少しづつ手に取ってみて、という感じです。

(マツザキ)わざわざを知って見に行った時、いつもパンが売り切れていたんです。いつも売切れるパンて何なん?と思っていて、やっと買えて初めて食べたときその意味が分かりました。こんなの食べたことがないし、どこにも売っていない。噛みしめるほどおいしくて、うちの夫は新潟県出身で寡黙でほとんど何も話さないんですけど、バターをつけて出したら、一言「うまい」って。そこからですね。

わざわざの角食 はちみつバターを添えて

わざわざを利用していて嬉しいこと

偶然出会ったわざわざを利用するようになって、とくに気に入っていることを語っていただきました。

(コウ)自分の生活もわざわざの商品を使うことによって、家事もすごく楽しくフライパンを使ったりするのも楽しいし、お醤油とかもおいしいし、すごく好きで、こんな感じで普通の主婦がすごくいいよってお友達にもすすめたくなるような気持ちでプレゼントしてみたりとか、そんな感じで利用させてもらっています。

(なぎさ)私は家事にあまり自信がないので、日用品は十分に利用したり活用できているかどうかは自信がないんですけど、玉木新雌(tamaki niime)さんの洋服が好きなので、どちらかというとそういう衣服などでの利用が多いです。以前からオールユアーズ(ALL YOURS)さんもよく利用していたり、あと平田牧場さんも個人的に知っていたりして、それがわざわざで取り扱い商品になっていったりして、そのつながりに親近感を覚えたというか、自分の好きなものがつながっていくのがすごいうれしい感じがあります。

tamaki niimeのショール

(マツザキ)今のマイブームはソーセージハム男のソーセージです。やられたーと思いました。もう本当においしいし、あと疲れて帰ってきて、ああ料理しなきゃっていうときに、作るのもめんどくさいし、困ったときに、ゆがくだけでもOKなのもいいですね。

わざわざと長くお付き合いしてくださる理由

今回ご参加いただいているみなさんは、わざわざ利用歴が3年以上で、長くお付き合いいただいています。わざわざを使い続けている理由から、わざわざに対する信頼感と、みなさんがよき生活者になっていることが垣間見えました。

(マツザキ)さっきコメントがあったんですけど、やはり上質なので、お高いのは当たり前で、うちも夫が収入が安定しないので、買えない時期があったんですね。だけど、2019年10月に発生した、長野県の千曲川が氾濫する被害のあった台風19号で、長野新幹線が水にぷかぷか浮いている映像を見たときに、わたし、長野県に何かしたいと思いました。でも寄付するよりかはわざわざで買おうって思って。

マツザキさんお気に入りのソーセージハム男のソーセージ

たぶんわざわざで買ったら、ソーセージハム男とか、いろんなところにいくし、もちろんそこで収入になるから長野県に税金も落ちていくから、わざわざで買おうって思ったんですよね。おいしい、はずれがない、というところに、場所ですね、長野県をこんなに好きになっていたんだなっていうので続いています。

(コウ)わざわざはネットでいろんなことを発信してくれますね。わたしは経営のことはまったくわからないけれども、平田さんの経営理念が、わからないなりに共感するところがあって、人の幸せのためというところを追求されているところにすごく共感します。その人がおすすめしているものだから、そこに信頼があるんですよ。わざわざが選んだもの・作ったものにすごく信頼感があって、間違いないという想いがあります。

コウさんお気に入りのイマイの醤油のメーカー、酢屋茂さん

お金をつかうことはそれなりに社会活動に参加していることなので、世の中を少しでも良くしたいという理念を持っておられる方のところにお金を使いたい。すごく小さいんですけれど、自分なりに参加したいという気持ちもあって。でもわざわざで使っているものが本当にいいからそう思えるんです。

(ヒロミ)お二人がお話したことと、ミックスすれば自分の気持ちと変わらないっていう感じです。最近平田さんがおっしゃられている通り、お金をどこに落とすのかっていうのは、意識しています。その最初のきっかけが10年前の東日本大震災でした。自分がボランティアで手伝いにはいけないけれど、わずかながらでも、自分に何ができるだろうって考えたときに、応援したいところに対してきちんと対価を払うっていうことがまずはできることだなって思ったんです。

ヒロミさんがわざわざに興味をもったきっかけの、パン屋のTシャツ

いまはコロナ禍で、日常が制限されて、娯楽に対してもあまりいいように思われない時代になってしまったけれど、それでも自分が応援したいと思うものならば、買うということで応援したいと思いました。わざわざにあるもので興味があるものであれば、わざわざを選ぶことで、何かできるんじゃないかなと思っています。

座談会#3に続く

監修>平田はる香 文責>おざき 写真>若菜紘之