わざわざでは2009年の創業当時から商品選定に独自の基準を設け、日頃から「自分たちが使っていてよいもの」をお客様に紹介したいという思いのもと、販売を続けています。
わざわざの商品選定基準
1,長く使えるもの
2,飽きのこないもの
3,暮らしに寄り添うもの
4,きちんと作られたもの
5,環境に配慮したもの
この度ギフトを販売するにあたり、改めてこの選定基準を元に、わざわざが提案できるギフトとはどのようなものだろう?と考え続け、ようやく形になりました。
安心してお渡しいただける商品や、お客様自身が使ってみてよかった商品を、より多くの方に届けるとともに、製造者や販売者の思い・取り組みも伝え、それらを環境に配慮した梱包材でお包みする「心から良いと思うものを贈れる」ギフト。欲張りかもしれませんが、これがわざわざの目指したギフトのひとつの形です。
ギフトで無駄になるものを増やしたくなかった。
ギフト包装は、華やかに彩ることができる反面、その多くの梱包材は贈った後は無駄になることが多いもの。だけど、どうしても無駄になる予定のものを作りたくないし、ゴミになりやすいものを贈ってほしくなかった。そこで、残糸ソックスなどで残紙を使った梱包帯を作っていただいている藤原印刷さんに、積年の悩みを相談しました。
包装紙は、余った紙とインクで。
藤原印刷さんの印刷所では、一日の最後に印刷機のメンテナンスのために機械に残ったインクを紙に出し切るという作業があるそう。その時に使う紙、そしてインクは捨てるものでした。そこで包装紙に使えるちょうどよい厚みの残紙に、デザインデータをのせてインクを出し切ってもらうことにしました。こうすることで、インクと紙を捨てることなく、様々なカラーや濃淡、かすれ具合に富んだ包装紙が完成しました。
贈った後、捨てる必要のない包装紙を作るのはどうしても難しい。そこで捨てられるはずだったものをアップサイクルし、実現したのがこの包装紙です。カラーバリエーションや色の濃淡はその時々によってどうなるか分かりませんので、色をご指定いただくことはできません。ぜひ一期一会の出会いをお楽しみに。
ギフトといえばの緩衝材も、藤原印刷さんに余っていた残紙を使用しました。色や太さもまちまち。それも残紙の魅力です。捨てられるはずだった残紙がギフトの中身を引き立たせます。
箱はその後も使えるものを。
無駄にしたくないものとして、包装紙の次に考えたのはギフトボックス。ギフトボックスは、プレゼントの後、端を開いて捨てるだけということも多いもの。せっかく思いを詰めた箱をただ捨ててしまうのは本当にもったいないと感じていました。プレゼントした後にも役割があると嬉しい。そうして完成したのがこのギフトボックスです。
完成した箱は中と大の2サイズ展開。中サイズはポストカードを2列にして入れておけるような大きさです。年賀状や暑中お見舞、はたまた旅先で集めたポストカードなどを大切にしまっておいてもらえるようにと考えました。他にもお気に入りの文庫本やアクセサリーをしまっておいたり。
大サイズはA4程度の紙や雑誌(入らないサイズの雑誌もあります)がしまっておける大きさ。新聞と一緒に届いたチラシをまとめておいたり、お子さまのお絵かき用の裏紙をためておいたり。日常にすっと馴染む、愛着の持てるデザインを目指しました。
贈った後に、最大限邪魔にならずに役割を有した箱であること。贈ったその先の日常生活にお役立ていただけましたら幸いです。
セットギフトでは、商品の内容や特長、わざわざのコンセプトなどを記載した紙を封筒に入れ、商品とともにお入れします。(元々箱に入っている商品などをそのままお包みするギフトには入りません。)
入っている商品がどのようなものなのか、どう作られているのか、わざわざを知ってくださっている方も、これから知ってくださる方へも伝わってほしいという気持ちを込めた内容紙と封筒。ぜひご覧いただければ幸いです。
ギフトでもNO PLASTICを目指します。
ギフトの包装でもNO PLASTICを目指しています。そのため、瓶などを含むギフトでは、クッション材となる和紙を入れ、その上から緩衝材を使用しています。
蓋を閉める前に、商品上部にも緩衝材を入れてから梱包しますので、開けた時にすぐに商品は見えないかもしれません。ですが梱包材にこだわり、そして配送環境も考えた最善の梱包でお送りします。
わざわざでは現在こちらの商品をギフト包装でご用意しております。ぜひご利用ください。