三菱地所株式会社さんと株式会社中川政七商店さんは、東京駅日本橋口前のTOKYO TORCH(トウキョウトーチ)街区の銭瓶町ビルディング1階「ぜにがめプレイス」に、「アナザー・ジャパン」の第1期店舗を8月2日(火)に開業されました。
アナザー・ジャパンとは
アナザー・ジャパンは、東京に生まれたもうひとつの日本です。黎明期のアメリカのように、日本各地のリトルタウンが軒を連ねます。アナザー・キョウト、アナザー・シズオカ、といった具合です。
アナザー・ジャパンのホームページより転載 https://another-japan.jp/partner.html
この小さな日本を形づくるのは、日本各地から東京へやってきた大学生たち。「フロンティアスピリットと郷土愛」を武器に、自分たちの(小さな地元)を、東京に築いていくのです。アナザー・ジャパンでは、日本全国の産品が手に入ります。それ以外にも、各地の風土を感じる展示であったり、お祭り、店内装飾など、手軽に日本一周を楽しめます。各地のリトルタウンを運営する大学生たちとの交流も楽しみのひとつ。自分の地元を応援するもよし、第二の地元をみつけるもよし。大学生たちがつくる、アナザー・ジャパンは、日本の未来の姿かもしれません。
この取り組みは、「日本の未来をつくる人材」を輩出したいという強い思いから始まった、三菱地所さんと中川政七商店さんのサポートによる学生主体のプロジェクトです。アナザー・ジャパンを通して学生たちが主体的に実践的な店舗運営から地域を学び、経営を学び、将来、自分の働く場所として、地元を選択肢の一つになるような働きかけをされています。
アナザー・ジャパンについては、こちらに詳しいご紹介がございます。https://another-japan.jp/partner.html
わざわざは、今年の1月よりN.PARK PROJECTに参画し、現在も運用しているご縁で、中川政七商店さんよりこちらの取り組みを教えていただき、プロジェクトの内容に共感し、年間サポーターとして協賛することになりました。
8月2日(火)~10月2日(日)まで初回企画展として、九州・沖縄出身の学生が企画した「アナザー・キュウシュウ展」を開催し、九州・沖縄地域産品約350点が店内に並びます。以降、全国6ブロック、キュウシュウ→ホッカイドウトウホク→チュウブ→カントウ→キンキ→チュウゴクシコクという流れで2か月毎の企画を展開していく予定になっています。
アナザー・ジャパンのメンバーと、わざわざでコラボ企画も検討しております。ぜひ学生たちの地域に根差した取り組みをよろしくお願いいたします。
文責:尾崎絵美 写真:アナザー・ジャパン