はじめに
2009年に個人事業主として始まったわざわざは、2017年に法人化、2021年現在売上が3億円規模に成長し、一部のユーザーから地方のサクセスストーリーとして語られるようになりました。薪窯で焼く食事パンと、自分たちが使って良いものを販売していくというポリシーを掲げ、小売を中心に成長してきましたが、創業時からの思いは一つも変わっておりません。
それは、世界中の人々が健康的に暮らせる社会になるために、役立つことをしたいという思いです。数十種類のパンから食事パンのみに絞り込んだのは、大量に販売するためではなく、お客様の健康を思ってのことでした。添加物や大量の糖分が入ったパンを食事として食べる人々を見て、自分たちで提供するもので健康を害する人たちがいるかもしれないという危機感からです。毎日食べるパンは、シンプルで体に負荷をかけないものでありたいという一心からでした。
また、日用品や食品類のセレクトにも独自の基準を設けて選んで販売してきました。できるだけトレーサビリティがきちんとした商品を紹介することで、ものを作る人々に適正な賃金が渡るよう配慮を続けています。シーズンで生産が中止になってしまうような商品をセレクトせず、年を通して販売できる定番品を販売し続けることで、生産者に負荷を掛けないように取り組んでいます。セールを行わず価格が適正に保たれる努力をし、自社販売を主軸として広告に頼らず、ユーザーにとっても価値の高い商品を提供しています。
パン屋、小売、雑貨屋、日用品店...。そういった呼び方をこれからも歓迎します。ユーザーの近くにある店としてこれからも存在し続けます。そしてさらに、意思を持った会社としても皆様に知っていただくために、会社としてどのように社会にアプローチしていくかを明言するために、CI(コーポレートアイデンティティ)を定めここに記します。
CIを定めることによって、
- 01
ユーザーに会社のことをもっと知ってもらえ信用が増す
- 02
わざわざという会社にマッチングした人材を雇用するチャンスを増やす
- 03
社会に対してのアプローチの方向が明確になり、会社として成長する
3つの効果を期待しています。
10年後・20年後・50年後も社会にとってよい企業であり続けるために、常に我々は前を向き続けます。
2021.08.24